薬物依存の現状と違法薬物の種類と呼び方

薬物依存による社会への悪影響・実態について

最近、脱法ハーブや大麻などの危険ドラッグ(違法・脱法ドラッグ)の薬物に手を出す若者や一般人が多くなっています。

以前は、覚醒剤乱用者は、暴力団員というイメージがありましたが、それは昔の事です。

今は検挙者の半数近くが20代で、学生、アルバイター、サラリーマンやOLが大半を占めます。

クスリを始める年齢は、ほとんどが10代で、一般の若者たちが覚醒剤に手を染める時代になっています。

違法薬物には、様々種類や呼び方がありますが、過去には、16歳の少年が自宅で友人とガスパン遊びをして、中毒死という事件もありました。

 ガスパン遊びとは、タバコのライターのブタンガスを、ビニール袋に入れてシンナーのように吸引する遊びです。

ライターのガスはコンビニでも販売されているので法律違反ではありませんが、最近の若年層にもクスリは危ないという意識が希薄になっている証拠です。

この状態を放置していると、そこから、だんだん危険なクスリに走っていきます。

 違法薬物は、LSDやコカイン、ヘロインも出回っていますが、危険なクスリの代表格はやはり覚醒剤で国内では圧倒的に多い薬物です。

特に最近は、脱法ハーブが多く出回っており、吸引系が流行っています。

売人も悪質で、覚醒剤をジャブと呼んでいましたが、エズとがスピードとか呼び方を変えていますし、脱法ハーブも合法ドラッグなどと言ってイメージも変えようとしています。

シャブよりスピードと聞いたほうが、なんだかスマートで危険性も薄い感じがするからです。

ですが、そこが売人の思うツボで、違法薬物の売人が、暴力団と裏でつながっていることは昔と変わらない事実です。

呼び方を変えることで、薬物=ヤクザというイメージを変えてしまったといえるでしょう。

最近は注射ではなく、吸引系がはやっていますので、加熱喫煙し、注射の跡が残らなくて周囲になかなかバレません。

清潔感があるので、売人は、クスリの呼び名や使い方のスタイルを変え、ふつうの若者が持つ抵抗感を薄めているんです。

違法薬物の種類と呼び方

違法薬物には次のようないろいろな呼び方や隠語があります。
  • 覚醒剤⇒エス・スピード・アイス・シャブ
  • シンナー⇒アンパン・ジュントロ
  • 大麻⇒ハッパ・マリファナ・グラス・チョコ
  • ヘロイン⇒ペー・チャイナホワイト・ジャンク
  • コカイン⇒コーク・スノウ・クラック
  • LSD⇒−アシッド・フェニックス・ドラゴン
  • その他の麻薬⇒エクスタシー・エンジェルダスト・フェンシクリジン

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