1.ケアストレスカウンセラーとは

 ケアストレスカウンセラー資格では、主に次のようなメンタル疾患についての知識とその対処方を習得していきます。
  • 心とは何か、病むとどうなるのか
  • パーソナリティ(人格)の形成メカニズム
  • 様々なメンタル疾患の症例
  • 心理療法
  • 治療の方法

 また、ケアストレスカウンセラー資格は、財団法人の職業技能振興会認定の資格ですが、この団体は1948年(昭和26年)に設立されました。

職業技能振興会は、戦後復興期において経済回復に貢献できる人材を育成する目的で、労働省の認可団体として非営利目的で設立され既に60年以上になります。

したがって、厚生労働省から正式認可を受けた社会的信頼性の高い団体になります。

1-1.ケアストレスカウンセラーの上位資格

 ケアストレスカウンセラーの上位資格には次のような資格があり、ケアストレスカウンセラー資格を取得することにより受験資格を得ることができます。

尚、ケアストレスカウンセラーとの併願受験も可能ですが、ケアストレスカウンセラー認定試験が合格基準に達していないと、例えば、青少年ケアストレスカウンセラー認定試験などが合格基準に達していても全て不合格になります。

  • 青少年ケアストレスカウンセラー認定試験
  • 高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験
  • 企業中間管理職ケアストレスカウンセラー認定試験

1-2.ケアストレスカウンセラーの最上位資格

青少年・高齢者・企業中間管理職の3つのケアストレスカウンセラー資格を取得すれば、ケアストレスカウンセラーの専門家としてマスターケアストレスカンセラーに認定されます。

資格認定方法

財団法人 職業技能振興会へ申請依頼をすることにより、マスターケアストレスカンセラー認定証が発行されます。(申請料:3,000円)

マスターケアストレスカンセラー申請依頼 詳しくはこちら

2.ケアストレスカウンセラーの受験資格について

資格種類 受験資格 資格認定
ケアストレスカウンセラー 18歳以上 会場試験
青少年ケアストレスカウンセラー 18歳以上で、ケアストレスカウンセラー資格取得者 会場試験
高齢者ケアストレスカウンセラー 会場試験
企業中間管理職ケアストレスカウンセラー 会場試験
マスターケアストレスカンセラー 青少年・高齢者・企業中間管理職の3つのケアストレスカウンセラー資格取得者 申請認定

3.ケアストレスカウンセラーの試験内容について

試験の形態

筆記試験の選択式で、一部記述式問題が出題されます。

合格基準

出題問題の正答率が70%以上で合格となります。

試験日

  • 第17回試験:平成28年9月11日(日)
  • 第18回試験:平成28年12月18日(日)

試験願書受付期間

第17回試験の場合、平成28年8月29日(月)が願書の受付期限となっています。

試験場所

第17回試験の場合、東京、大阪、名古屋の地域で受験できますが、会場の詳細は都度ホームページで案内があります。

受験料

7,000円

合格発表

合否については受験終了後、約1ヶ月で通知があります。

合格認定証は、合否通知後、1ヶ月くらいで発行され、別途 認定登録料が3,000円必要になります。

合格率・合格者数

公式ページでは公開されていません。

主催団体・問合せ先

厚生労働省認可
財団法人 職業技能振興会

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心理学や精神医学の基礎知識、病気には何があるのか、その対処法や対人認知などコミュニケーションスキルが習得できます。

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