心理臨床は、クライエント自身の抱えている問題を聞いているだけでなく、的確に心理アセスメント(査定)を行う必要があります。

次に心理臨床の具体的な流れについて見ていきましょう。

インテーク面接

 まず最初にどのような症状や問題を抱えているのかを把握するために、相談者からの聞き取り面接が現場では行われます。

このことをインテーク面接又は予備面接と言います。

 インテーク面接では、クライエントの状態を行動観察によって診断したり、メンタルヘルスを簡単な心理テストで調べたりしていきます。

一見するとクライエントの状況を心理臨床家が把握する為にインテーク面接が行われているように思うかもしれませんが、実際はクライエント自身も、心理臨床家やカウンセラーに本依頼してよいかどうかを見計らっているわけです。

 ですから、心理臨床家はインテーク面接であっても本面接と同じ姿勢で面接を行う必要があります。

また、インテーク面接時に時間や料金、臨床の流れなどについて説明され、納得したクライエントが本面接に臨むことになります。

心理アセスメント

 心理アセスメント(査定)とは、クライエントが現在置かれている生活環境や本人の性格などの情報を収集し、問題を全体的に把握・認識して於くために、心理療法やカウンセリングを本格的に施す前に実施しておく作業のことをいいます。

 心理アセスメントは、臨床が進んでいく各段階でも随時実施していきます。

臨床を始める前にクライエントの状況を把握するためだけに実施するものではありません。

各段階で実施することにより、問題解決の進捗状況や、心理療法やカウンセリングを終えても大丈夫かなどを的確に判断する為の判断基準にもなります。

心理療法、カウンセリング

 インテーク面接や心理アセスメントにより、クライエントの状況や問題を把握・理解した後、これからの治療方針が明確になれば、心理療法やカウンセリングを実施していきます。

 長年の習慣で形成されたクライエントの性格や認知の歪みを変革・改善していくことを目的としているのが心理臨床なので一般の医療行為とは異なります。

臨床を1~2回行ったからといって劇的に症状が改善するようなことはありません。

ですから、根本的に治療するには、長期に渡り面接を何回も重ねるケースが多いわけです。

 心理臨床とは、クライエント自身が問題解決し、心の健康を取り戻すことを目的としているので、心理臨床家が矯正して治療するのではありません。

心理臨床家はクライエントに密に関わり援助するだけですので、結局はクライエントが自助努力で変化することが必要になってきます。

心理臨床の終了

 クライエントに心理臨床を継続して行う必要が無いと判断できた時点で原則終了します。

但し、継続する意志がクライエント自身にある時は、アセスメントで他にも何か症状がないかどうかも考慮して再度実施する必要があります。

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