極端なダイエットは拒食症に陥る可能性が

年齢に関係なく女性なら誰でも関心のあるのがダイエットですが、のめり込み過ぎると食事の量が極端に減って危険な状態になる拒食症などに、自分でも自覚がなく気が付かないうちに陥る可能性があります。

特に若い年頃の女性はスタイルや外見を気にする方も多くいるので、中にはダイエットをしすぎて、ガリガリに痩せて体重が大きく減少してしまう人もいます。

このような状態になると自分の家族や友達など周囲の人が心配して食べるように言っても、本人は全く聞きいれません。

例えば、身長165センチでは、標準体重は50~55キロ程度ですから、40キロもないような状態では、標準体重を30パーセント以上も下回っていることになります。

お昼の食事は自分で作ったお弁当という人もいますが、お弁当箱を見ると幼稚園児のように小さく量も極端に少ないという人もいます。

またお弁当の中身も野菜と海藻だけなどしかなく、魚類や肉類など蛋白質の栄養源が全く無い場合もあります。

ダイエットを始めた頃は甘いものと油ものをひかえて、主食を減らして、お弁当もご飯少なめ程度ですが、ご飯やパンなどの炭水化物は太るということで、半年以上全く□にしない人もいます。

このような状態は、栄養バランスを無視した不健康でかなり偏った極端な食生活と言えますし、半年間で55キロの女性が45キロまで体重を落とすのに成功する場合もあります。

『痩せている=美しい』という固定観念は摂食障害予備軍に

実際165センチも身長があるにも関わらず体重45キロというと十分スリムなのに、もっと減らそうとダイエットを続けているわけです。

おそらく、このような人の心の中では、『やせている=美しい』という強迫観念や固定観念に陥ってしまっているようです。

またこのようなダイエットをしている女性は、『今ダイエットをやめると、また体重が元に戻っちゃう』などとよく言ったりします。

そのうち、もう十分痩せて、ガリガリになっているのに、『まだ太ってる。もっとダイエットしなきゃ』と言うように考えが変わってしまいます。

その結果、気が付けば肌もガサガサに荒れていますし、ひざやひじの骨もボコッと出ているような状態になっているわけです。

ダイエットもここまで来ると、摂食障害の疑いが濃厚です。

増えすぎた体重を減らすことは、健康のためになりますが、ダイエットのしすぎには、摂食障害という落とし穴もあリ得るのです。

いつも頭の中が体重と食事のことだけでいっぱいになって、ダイエットが生活の中心になっているようだったら、摂食障害を疑うべきです。

以上のことから極端なダイエットには十分注意する必要があります。

次ページからは摂食障害に陥る原因や症状、治療法や健康な体に回復する手段などについて解説していきなすので一読下さいね。

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