メンタルブロック(固定観念・先入観)が形成される原因とは

メンタルブロックとは、いわゆる固定観念、先入観といわれる心の働きです。

生まれてすぐの赤ちゃんには、存在しませんが、人生経験を積み重ねることにより周りの情報、経験によりできあがっていきます。

私たちは生きている限り「幸せな家庭を築きたい」「自分の夢を実現させたい」「やりがいのある仕事につきたい」など願望や目標があります。

しかし、現実に行動しようとすると、「でも無理かもなあ…」「失敗したらどうしよう…」といった心のささやきが聞こえて不安感におそわれ、なかなか第一歩が踏み出せないことがあります。

メンタルブロック(固定観念)が形成される実例

メンタルブロックや固定観念の実例としては、たとえば西部劇などによく出てくる馬などは、人が馬から降り、手綱(たづな)を細い枝にクルクルと巻きつけておくだけでその場から離れたりします。

しかし、馬は逃げようと思えば逃げられるのですが、決して逃げ出そうとしません。これは、なぜでしょうか?

それは馬を捕まえたときに、太い丈夫な杭などにつなぎます。

初めは逃げようと激しく抵抗し暴れますが最後にはあきらめて抵抗をやめてしまいます。

このことを何回も繰り返しているうちに、手綱(たづな)をくくりつけられれば逃げられないという経験から無意識に心の中に固定観念が形成されてしまうのでこのような行動をとるようになります。

メンタルブロック(固定観念・先入観)が人に与える影響力

人もまったく同じで日常生活の中で日々経験すること、失敗体験、成功体験すべてが潜在意識の中にメンタルブロック(固定観念)として蓄積されていきます。

非常に厄介なのは、これらの固定観念が、自分では普段気が付かない「潜在意識」の中に蓄積されているということです。

無意識だから本当に厄介なんです。
このメンタルブロック(固定観念)には、プラスに働くものと、マイナスに働くものがあります。

ただし、否定的なものが多いとすれば、これは何とか対処しなければなりません。

過去に失敗体験を多くすると自分の潜在意識の中にマイナスの固定観念が蓄積、形成され成功体験を多くすると逆にプラスの固定観念が形成されます。

人が何かに挑戦しようと行動をおこすとき、このメンタルブロック(固定観念)が、もしマイナスに働けば、「失敗したらどうしよう」などとすぐ考えてしまい、なかなか実行に移せないことになります。

なぜこのような行動になるかというと、これは、過去に何かに挑戦し失敗などしたとき、そのときに周りの人達から自分にとっては屈辱的、侮辱的なことをいわれたり、批判などされたりして精神的に大きなダメージを与えられたようなにがい体験をしたために、「潜在意識」にマイナスのメンタルブロック(固定観念)が形成されたためです。

人の行動の背後には、全て無意識のメンタルブロック(固定観念)が大変影響しています。

これは病気でも同じで治癒率などにも大変関係があります。

メンタルブロック打破の方法については、顕在意識と潜在意識の働き、願望達成法のページで説明したいと思います。

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